こんにちは、こんばんわ。おはようございます!タクバヤシです。
15年程前、先輩ギタリストが使っていたピックを、軽いノリで購入したのが始まりです。
いつの間にか僕もずっと愛用するピックに。
ダンロップのオレンジ(ティアドロップ型)の物です。
他の人はどんなピックを使ってるのか気になって、友人含め、Youtubeでギターリスト講師をされてる方や、弾いてみた編の動画を撮られてる方のピックにも注目してみました。
その中でも、一番使用者の多いピックが、JIM DUNLOP TORTEX、オレンジの物でした。
何年もかけ、何種類も弾き比べた結果、やはり一番オールマイティに使えるピックだったので、今回はそのピックをご紹介します。
JIM DUNLOP TORTEX STD ORANGE .60mm
ダンロップ製の0.60mmの厚さのもので、硬すぎず、柔らかすぎず。
指先と弦が絶妙にフィットする感覚が味わえるピックです。
DUNLOP製のピックは、厚さのバリエーションが多く
・0.50mm(レッド)
・0.60mm(オレンジ)
・0.73mm(イエロー)
・0.88mm(グリーン)
・1.00mm(ブルー)
・1.14mm(パープル
このように分けられています。
一方、Fender製は
・Thin(約0.50mm)
・Medium(約0.70mm)
・Heavy(約1.0mm)
・Extra Heavy(約1.15mm)
と大きく分けられます。
硬い(厚い)と柔らかい(薄い)ピックの違い
良く言うと
ピックが厚いと、芯のある太い音
ピックが薄いと、明るく味のある音
悪く言うと
ピックが厚いと、ぶっきらぼうで味が無い
ピックが薄いと、ペケペケした芯の無い音
✔ピックでギターの音は本当に変わるのか?
ギターは弦を弾いて音を出す楽器ですよね。
音に直結する弦そのものを弾くものですから、音色が変わって当然です。
特に初心者の方にオススメするのは、硬すぎず、柔らかすぎないピックです。
(スタンダードや、ミディアムのもの)
✔ピックが厚いと、弦の抵抗力が強いので弾きやすさは上がりますが、弦が切れやすくなります。
✔ピックが薄いと、抵抗が弱いので少し弾き辛く感じることもありますが、弦は切れづらくなります。
ギターの上手な人は、たとえ柔らかいピックを使用しても芯のある音を出し、硬いピックを使用しても味のあるサウンドを作ります。
コツとしては、
そのギター本体と弦にちょうど良い力加減(スナップ)で弾くことです。
その感覚を手に入れる為にも、まずは硬すぎない、柔らかすぎないピックで練習することが近道となります。
ピックの形は、プレイスタイルで決める
DEEP PURPLEのギタリスト、リッチーブラックモアはべっ甲ピック(ホームベース型)のピックを使用していたり、ブライアン・メイは硬化をピックとして使用していたり・・・
ダイアー・ストレイツのギタリスト兼ボーカルのマーク・ノップラーはピックを使いません。
当時僕はリッチーブラックモアが好きでべっ甲ピック(1枚1000円程)を使用してた時期がありますが、弾きづらすぎて1日で辞めました。
上記の神ギタリスト達の話は一旦おいておき、ピックは大きく分けて4種類に分けられます。
・ティアドロップタイプ

上記でも記載しましたがもっとも使用者が多く、オールマイティーでスタンダードな形のピックです。
先端に向かい、シャープになっていくので弦へのひっかかり感が少なく、スムーズにピッキングが出来ます。
・トライアングルタイプ

通称おにぎり型。3角の頂点どこでも同じ感覚でピッキングが出来ます。弾き語り(コードストローク)やカッティングに合うピックです。
・ジャズタイプ

ティアドドロップ型の先端をさらにシャープにし、サイズも小さくしたピックです。コードストロークやカッティングには不向きですが、ティアドロップよりもスムーズなピッキングが可能で、JAZZギタリスト、ハードロック、ヘビーメタル系のギタリストの愛用が多いです。
・サムピックタイプ

アコースティックギターなどで、フィンガーピッキング(指)演奏する際に親指にはめて使用するタイプのピックです。主に親指で弾く5~6弦(ベース音)にメリハリがつきます。
✔簡単なまとめ
・曲やスタイルに縛られない、ティアドロップ
・弾き語りやコードストロークに特化したトライアングル
・ピコピコテレテレ系、JAZZ型ピック
・フィンガースタイル、サムピック
ピックを変えるだけで上手くなるか?
なると言えば、なる。
ならないと言えば、ならない。かな
違う形のピックが、案外自分にハマる可能性はあります。
僕はコードストロークが多いボーカル・ギターだったので、当初おにぎり型を使用していましたが、ティアドロップに変えたら劇的に弾きやすくなり、ギター(弦)の細かい音色まで気にすることが可能になりました。
わかりやすく言うとすれば
「歌いながら、コード以外で音を出す」ことが可能に。
案外自分が思っているより、他の形のピックが合う可能性も十分あり得ます。
1枚100円程度のピックですし、自分のスタイルに合ったピックを探すことは強くオススメします!