スタンダードが高いから、脳がバグってるだけ。

新春!って感じを人生で特に味わったことはありません。ただ普通に4月です。こんにちは、こんばんわ。おはようございます!タクバヤシです。突然ですが皆さん、スーパーで購入した卵、割れていたらどう思いますか?



・お金を無駄にした・・・
・なんてスーパーだ!
・持ち帰りの際に、衝撃があった?




など、人に寄って色々感想が違ってきそうですよね。

標準レベルが高いのは、良いこと。

日本のスーパーで卵が割れていることなんて、まず無いと思う。これは運送方法や梱包技術に注力した結果。まさに”日本人らしさ”の現れだと思う。

パック内、一つでも卵が割れていたら誰も購入したいとは思わない。割れた卵は普通に廃棄されるだろうし、「割れてない残った卵は別のパックに移して再販する」。なんて手間のかかることを繰り返す程の手間、人件費を考え出すとバカバカしい。


一方、日本と同じ先進国のオーストラリアでは、卵のパックを開け、触って(チョンッと卵を動かして)割れていないかを確認するのは当たり前。

期待しないことの”良さ”もある

なんでも「ほぼ完璧」な日本は、標準レベルが高いから、大抵は安心して暮らしていける。めちゃくちゃ良いことで、平和で、本当に素晴らしいことだと思う。

でも、何でもかんでも”期待しない”ことにしている。

疑り深い人間と言われれば、そうなのかもしれないけど。


僕は卵を購入する際、どこの国であっても、どのスーパーマーケットであっても、割れていないかを絶対に確認する。理由は、”割れているかもしれない”と思うからではなく、確認しておけば後で後悔することもないし、仮に確認したつもりが割れていても、「うわー自分の確認不足や…。」と思うわけで。後悔の質が変わる。



この全てにおいて基準の高い日本では、”用心深さ”に時間を割くよりも、他者をある程度信頼し、無駄な時間を省き、前に進むことで、より良い結果に繋がる。でも、海外生活で身についてしまったこの「自分のスタンダード」をわざわざ曲げる必要もない。何故なら、いくら日本でも絶対に割れていないということは、有り得ないから。



“用心深い”というより、どこにでも落とし穴はある。という考え方がそれに近い。

高級料理店とマクドナルド

僕の親は、ドライブスルーで商品を受け取ったらすぐに中身を確認していた。これは当時(僕がまだ小学生の頃)は、注文した商品が入っていないことが多発していた為。



自分が車に乗るようになってからも、似たようなことは何度もあり、(ポテトのサイズが違う、バーガーの種類が違うなど。あの絶望感は半端ない。)2025年になった今でも、出来る限り確認するようにしている。



おそらく人類史上最高レベルの速さと品質でバーガー類を提供してくれるマクドナルドを下げたい訳でも、喧嘩を売っている訳でもない。

マクドナルドは、ファーストフード店です。高級料理店ではなく、ファーストフード店です。中にいる方は、シェフではなくバイトの若者たちです。ミスが無い訳ないでしょう。

本質的なところはこの辺りかな?と思っています。でも、いくらファーストフード店だからといっても、いくらバイトだからと言っても、スタンダードを高く保とうとする日本は、なるべく完璧に近づけようとしてくれている。 素晴らしい。

髪の毛が入っていても

最後になりますが、飲食店で注文したメニューに髪の毛が入っていたら気持ち悪いですよね。僕は正直、あんまり気にしないタイプの人間で、普通に取り除いて食べ続けてしまいます。もちろん、度が過ぎる場合を除きますよ?ある程度の守備範囲があるってことです。


海外でキャンプ生活をしていたころ、妻が作ってくれたカレーを食べる直前にバッタが突っ込んできて、見事にバッタカレーになったわけですが、一瞬で取り除き、全身カレーまみれのバッタは恐らく他の虫に…。でもそれがバッタではなく、鱗粉たっぷりの蛾や、Gだったら、突っ込まれた箇所辺り一口分をスプーンですくいあげて捨てていただろうし。蝶々だったら…など、考えだしたらキリがないのでこの辺で。


でもこれ、人間でも同じことが言えるんじゃないの。結局、イケメンか美女か、好みのタイプか?で気持ちも行動も変わるってことか・・・。なるほど。脳がバグってるだけ。

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Profile

タクバヤシとは、主にネット上に生息している人間である。オタクで引きこもり体質の為、家でパソコンやアニメ、ゲーム、ギターをしていることが多い。ゲームの影響なのか、インドア派なのに旅に出ることが好きで、オーストラリアに移住したり地球横断、離島移住体験、日本一周などをしている。血液型はB型で、好きな女性のタイプはONE PIECEのナミさん。協調性があまり無く、少人数もしくは孤高であることを好む。建前、綺麗事、他人からの評価や嘘が嫌い。