少し前までGoogleに「ワーホリ オーストラリア 行き方」みたいな、いわゆるキーワード検索をかけ、自分が “ここの情報なら信頼できそうだ。” と思うウェブサイトを見つけては情報収集するのが普通でした。だがしかし!現在はChat GPTの到来により「検索」という概念自体がぶっ壊れていくレベル。更にGoogleで「ワーホリ オーストラリア 行き方」と、同じキーワードで検索すると・・・

もうこれだけでいいじゃん。って思いがちですが、流石に海外にワーキングホリデーとまでなれば、実際に行動するのは僕ら生身の人間ですから(AIを疑ってるわけではないけど、100%信じてしまうと怖い)、流石にAIの答えだけでは無く、留学エージェントのサイトを見て情報収集しますがね。
この “AIによる概要” だけでユーザーが満足するので、ブログやWebサイトまでわざわざ足を運ばなくなったんですよね。
AIが仕事を奪う?
ChatGPTが世の中に出てきた当時 “AIは、人間の仕事を奪う!” とかいう意見もありましたが、僕個人の意見としては、そういうことを言う人達は、スマホが出てきたときも同じようなことを言っていただろうし、その前はパソコンだったんだろうな。と思います。確かにスマホやパソコンの普及のおかげで、それまであった仕事を奪われてしまった人もいると思いますが、スマホやパソコンが作り出した職業もその分増えています。だから、AIが作り出す仕事というのも増えると思うし、それによって仕事が無くなる人もいる。これはテクノロジーが進化し続ける地球という惑星に生きるなら避けられないし、むしろ楽しんでいくべきことの1つだとも思う。
と考えると、昔は「FAX」という機械が家にありましたよね。仮にその進化系が「メール」だとすれば、メールが主流になった時点でFAXはもう「レトロ・アンティーク」の仲間入り。本当に好きな人以外、人に興味を持たれない存在になったわけです。
ブログはどうなるんだろう?
2004年にmixiというSNSが誕生し、2007年には爆発的に流行してました。当時からインターネットが人生だった僕は、ネットの友達から招待されてmixiをやっていました。(当時は完全招待制だった為、mixiに登録したくても出来ないユーザーが多かった)
小学校の頃から自分でWebサイトを作って遊んでいたクソガキだったので、mixiが出たときに思ったことは「これじゃ俺が頑張って作ったホームページ、意味ないやん!」でした。1からヘッダー画像を作り、やっとのことでアップロードしては配置が上手くいかない苦悩などなど・・・。mixiに登録するだけで、Webサイト作成について何もしらない人が自分のサイトを持てて、友達登録(今で言うフォロー・フォロワー)機能まであるだと!?サーバーとドメインを契約して、WordPressで1からブログを作り、色々とわかり始めてきた時のことだったので、今でも鮮明に思い出せますw
あれから20年以上経った今でも、僕はブログを書いている。毎日じゃないし、空くときはめっちゃ空くけど。mixiやTwitter、InstagramやFacebook、色々誕生してるけど、文字や画像ベースなら自分で作ったもの(ブログやWebサイト)に書いていきたい。残していきたい、創っていきたい。という思いが今もある。
YouTubeのおかげで、誰でも簡単に動画を見ることが可能になった。しかも手元のスマホで。(昔はPCのブラウザで “フラッシュ” を見て楽しんでたなぁ)それに比べ、ブログというのはもう化石みたいなもの。もちろん現在でもブログ運営を生業としている人も居るので、化石とかいうと失礼かもしれませんがね。しかーし!こうやって「ただの趣味」でブログをやっている人はマジで少なくなってるし、なんならChatGPTがブログの記事を生成してくれるので、自分で書く必要性も無い世の中なんですよね~。
一体、ブログはどうなるんだろう・・・?という疑問。これ、20年前にも同じことを思っていたなって、今になって気付いたのです。mixiが出た当時、ブログは一体どうなるんだろう?と。今、自分の中でスッキリ落し込めてるのは、ある意味ブログは「本」や「ノート」みたいなポジションなのかなと。永遠に無くなることはない訳では無いけど、物体が朽ちていくように、ネットもサーバーが無くなれば全て消える。
手元の日記は誰にも見られないけど、ネットの日記は誰かが見るかもしれない。だから面白い。きっといつか、誰かの目にとまり、クスッと笑ってくれるように・・・。まるで海にメッセージボトルを流すような感覚で書き続けているわけです。
というわけで
先週、友達がオーストラリアから一時帰国してるということで、人生初の “ひとり新幹線” を35歳にして体験してきました。その日記っぽい記事を気が向いたらそのうち更新したいと思いますw
でわでわ


