【7日目】ためて一気に吐き出す「覚悟の磨き方」

吉田松陰先生の言葉の感想をただ綴るだけの記事にどうもいらっしゃいませ。でも、ただ感想を書いていくだけだとつまらないなぁとかちょっと思っていたときだったんで、ちょうど良かったのかもしれません。

吉田松陰先生が生きていた時代は江戸時代、僕らが生きている現代は令和です。さすがに全ての名言や助言が昔のように通用するとは思っていませんでしたし、時代が経つにつれ科学も進み、人のあり方も変わっていっていると思うからです。(ちなみに、否定したいわけでもなく、いちゃもんをつけたいわけではありませんのでw)

目次

ためて一気に吐き出す

時には不満に思うことや、納得のいかないこともあるでしょう。
苦しい気持ちも、愚痴をこぼしたり、大騒ぎしたりしていれば、
次第に楽になっていくものです。
しかしその先には「惰性(だせい)」しかありません。
簡単に「憂さ晴らし」はしないでください。
憤り(いきどおり)をかみ砕いて、ぐっと呑み込むことができれば、
それがいつか物事を変える力になりますから。

覚悟の磨き方 P33

我慢は、体に良くない

すいません、今日の言葉を読んでいるときに頭に思いついたことが「我慢は体に良くない」でした。文章を読んでどう受け取るか、は人それぞれ違いがあるかもしれませんが、基本的に伝える側の意思そのものが一番正しいと思っています。そこから外れすぎてしまうと、違う意味で解釈していることになるのでそこまでは行きたくないけど・・・


簡単に「憂さ晴らし」することは確かに良くないな、と思います。まるでワンピースの1話に出てくる、シャンクスに頭から酒をかけた、ヒグマのように。


ただ、吉田松陰先生もビックリするほどの、現代のジャパンはストレス社会です。ストレスが多すぎて人が死にまくっています。「病は気から」という言葉の通り、ストレスが多くの病気の元とも言われています。その分、現代は沢山の娯楽に溢れています。そこはやはり昔とは大違いで、今よりも確実にストレスフリーだった過去の日本、物質的な豊かさより、精神的な豊かさの方を優先しざるを得なかったときの日本。


僕が思うに、今生きている日本人のほとんどが何かに不満を持ち、納得のいかないことと日々戦っていて、苦しい中、厳しい中、愚痴をこぼし合って、同僚や友人と酒を交わし大騒ぎして、楽にならないと生きていけない。憂さ晴らしをしているわけではなく、我慢してかみ砕いて、いつかその開放と共にある「物事を変える力」を発揮する前に、ストレスで押しつぶされてしまう気がしたんです。昔の人たちのように、強い人間ばかりが生きていける世界ではなく、良くも悪しくも全員がとりあえず生きていられる世の中です。その分「国や政府などの見えない大きな力」も力をつけています。



でも、逆に言えばそれもこれも全てを見通してこの言葉があるのなら、それもそれだと思いますけどね。納得できないこと、不満に思うこと、ムカつくこと、苦しい気持ち、その類の愚痴も何も言わず、怒りもぐっと堪える。まるで仏じゃねえか!!そうか、確かに!これは前言撤回か・・・?

この記事内で、ためて一気に吐き出してみました。

  • URLをコピーしました!
目次