人生を変えた、海外。

日本で海外旅行と聞けば、殆どの人が思い浮かべるであろう国
アメリカ、ハワイ。

実際に自分の人生が180度変わった。

日本人に生まれて、日本人として生きる。

それに対し違和感を感じ始めたのは20代前半でした。

目次

どうせいつか死ぬなら、海外で死んでやる。

1990/02/09(平成2年) 三重県鈴鹿市出身、B型
小学校の頃からパソコン、ネトゲーにハマり
中学校でギターにハマる。
高校から24歳まではバンド(音楽)に全てを捧げ
自分の人生は気づけば、ライブハウス勤務と適当なバイト、そしてバンド。

両親が好きというのもあり、幼い頃から沢山海外旅行に。
英語力に関しては、全くの無知。ゼロ。

バンド解散後、24歳の誕生日に家族旅行。
もちろん場所は、母親の大好きなハワイ。

2月9日の夜に日本を出たのに、2月9日の朝、ハワイに着く。

それまでの人生で、あんなに時差っていう時差を楽しめて感じたのは初めてでした。
なんせ誕生日ってこともあって。

ここではハワイ旅行のことは深く書きませんが
まぁ王道なことしかしてなかったと思う。とにかく楽しかった。
夜ハードロックカフェに1人で飲みに行って、横に座ったアメリカ人と
ろくに話せもしない英語で、(どうやって話してたのかマジで謎)
何故か友達になったりした。

今では考えられないけど、財布を思いっきり置いてますね。
まぁ治安はそこまで悪くないし、大丈夫だったのでよかった。


今でも覚えてるのは、この旅行で俺が感じたこと。
確かに日本人だらけのハワイだったけども

殆どが旅行者だからか、
皆キラキラして、楽しそうで、ゆったりしていて。何より楽しそうで。

俺が普段見ていた日本での生活とは程遠いものでした。
そして自分が幼い頃に見たハワイとは、全く違うハワイでした。

そのとき、単純に俺は
ここに住みたい。 本気でそう思ってました。

誰もが思うことやろうけど、俺の野心はそんなもんじゃなく
ホームレスだっていい。日本にある全てを捨てて
とにかくここに住みたい。そんなレベル。

で、この楽しすぎた旅行の後
俺は最強に病むことになる。

日本に帰って気づく、自分のザマ。

その時俺はアダルトショップで(全てにおいて楽だったので)
ほんとにテキトーにバイトをしていた。
バンドも解散して、本当に何もやることが無くて
ドラマとかに出てきそうな、酒浸りの日々が続いた。

何しとんのやろう?このまま俺は死ぬのか?

バイト先と家の往復。刺激なんて何一つ無いし
就職する気なんて、一生無い。(今も変わってない)

どうせこのまま死ぬなら、海外で死んでやる。
のたれ死んだって後悔はしない。
借金まみれになろうが、傷だらけになろうが今よりかはマシ。十分刺激的。

それを両親に伝えた。

ここでは省きますが、その後いろーーんなことがあって
’’留学’’という形でハワイに3ヶ月行けることになった。観光ビザにて。
両親の援助無しでは絶対に行けなかったです。
親のスネかじりについてはまた違う記事で書こうと思います。

ハワイ留学後、オーストラリアへ移住。

ハワイに住みたい。住みたい。住みたい。というより、海外で生活したい。
そんな思いから、観光ビザの3ヶ月をフル活用して、ハワイに留学する。

語学学校の8割は日本人女子。
元々中高一貫校で男子校だった俺は、最強なる違和感を感じながらも
とりあえず学校に通った。
もちろんクラスは一番下のレベル。

この時の俺の英語力なんて、
How much? も知らないレベル。(What dollar? とか言ってました。)

この頃ぐらいからかな。Youtubeに動画投稿を初めました。
自分みたいなアホでも、とりあえず生きているよ!っていう表明動画みたいな。
カッコつけて言ってるけど、本当に適当な日記程度でした。

クラスに1人だけ、男がいた。

サウジアラビアから来てる、viviだった。
viviも周りが全員日本人女子ってことで、友達はそこまでいなかったらしく
俺らはすぐに仲良くなった。ってか毎日ずっと一緒にいた。

どうやって会話をしてたのか、全く思い出せませんけど。
毎日一緒にランチして、週末はレンタカーでノースに行く。
そんな生活が続いた。

元々英語に全く興味がなかったんですが、
(っていうのは、将来英語に関わる仕事がしたい!とかそういう感じで)

viviと話たくて、もっと仲良くなりたかったから
英語を勉強するしかなかった。

相手はアラビア語で舌巻きまくってるし
俺は日本語で意味不明やし。
共通の言語は英語しかなかったわけで。

気づいたら、英語はペラペラに!!!
なってるわけでも無く、元々頭の弱い俺はダメダメ。

一番下のクラスで入り、卒業は少し飛び級?のような形で、2個か、3個ぐらい上のクラスで卒業は出来た。
けど、実際全然話せるようになってたわけじゃない。(これはマジで)

ハワイでの留学生活、3ヶ月は一瞬で過ぎた。

今思えば、日本にいる時はあれほど病んでたのに
ハワイに居た3ヶ月は特に病むことなんてなかった。
(サングラスを車に忘れて無くなった時は病んだけど)

この時、もう既に俺はワーキングホリデーでオーストラリアに行くことを決定していた。

日本に帰っても、バイトと家の往復。
更にはハワイの3ヶ月のせいか、
日本で生活する意味すら、わからなくなっていた。

ワーキングホリデーを使えば、とりあえず1年は生きていける
その程度の気持ちでした。

この時実際に、体で感じてたことがあって。
それは、海外生活への慣れ。
これ、本当に大切だと思う。

日本で産まれ、日本で育って、海外にそこまで興味がなければ
きっと掴みづらい感覚だろうけども。

VISAだったり英語だったり、お金、仕事、車、恋人…etc
って考える人が殆どだと思う。

何が言いたいかというと、
日本でも、海外でも一緒ってことが言いたい。

例えば、三重から東京までは車で約4時間あれば着くんですけど
関空から約3時間飛行機に乗れば、グアムに着きます。

乗り物や速度が違うけど、費やす時間はほぼ同じ。

海外なんて、簡単に行けるんですよ。
しかも日本のパスポートは最強。

キツイ言い方になるけども
会社や、仕事、お金、英語を理由に海外に行けないなら
それまでなんじゃないですか、って話。

俺の場合、会社も仕事もお金も英語もどうでもいい。
それより海外で生活したいって思いが強かっただけです。

今、これ以上日本に居ても意味がない。
さぁ、ワーキングホリデーへ行こう!
って感じで俺のオーストラリア生活がスタートした。

海外へ行くことは、社会に対する逃げ。

ハワイから一旦、日本に帰国して
数ヶ月間の準備期間を終え、オーストラリアへ。

ワーキングホリデーってことは1年間、自由にオーストラリアで住める。
俺にとってこれはマジで最強の人生ツールみたいなものでした。

俺が選んだ都市は、ゴールドコースト。
名前がいい感じだったので、結構ノリで選んだ。

最初の2ヶ月は友達作り、現地情報収集の為に語学学校へ。
ここで、親友と呼べる奴らが数人増える。

現地で仕事も見つけ、サーファーズパラダイスに住み着き
色々と一旦落ち着き始めた頃、

1年で帰るつもりもなくなり、住めるだけ住もう。と決意。

学生ビザに切り替えて、プラス3年延長することにした。
約4年間のオーストラリア生活をおくる。

VISAのことは置いといて、完全にゴールドコーストに住み着いた。

日本で住んでいたことなんて全て忘れてたかのように
普通にオーストラリアで生活していました。
車も買って、仕事もして、国内をロードトリップしまくって。
途中、オーストラリアから地球をぐるっと一周する旅に出たり。
(世界一周と言ってくれる人もいますが、俺の中では地球を横断する旅)

とにかくここには書ききれないぐらい、普通に生活をしていました。

このビザが切れたら、一旦日本に帰ろう。
それぐらいで考えて、2019年の9月までオーストラリアに住む。

4年間の間で考えがまとまったことがある。

海外に行くことは、社会に対する逃げなのか、どうかって話。

ワーキングホリデーに行く人達が、周りから色んなことを言われる。
留学することに対してもそう。

英語も話せないのに、海外に行ってどうするの?
海外旅行しに行くだけだろう。
遊びに行くだけでしょう。..etc

これに関しては動画も出したことがある。

まぁ要するに、そういうことなんですけど。
とにかく、ここで言いたいことは

周りなど、本当に放っといた方がbetter

自分に出来ないことや、羨ましく思うこと、(要するに妬み)
海外を知らない人たちが、こぞってよく言うわけです。

そして、大切なこと。

逃げてもいいんです。逃げれるなら。

逃げたくても逃げる勇気が無い人間が沢山います。
会社を辞めて、海外に行きたくても行けない。
なぜなら、安定を失うからです。
そして、それは
逃げて海外に行くより、会社や今の生活での安定を失いたくない
という気持ちが勝ってるからです。


逃げてもいい。逃げれるなら逃げていいんです。
俺もよく周りを気にするタイプなので、よく自己暗示のように繰り返します。

規模は海外とかそういうの超えていきますが、
要するに伝えたいことは、
周りに指図されちゃいけないってことです。
逃げでも、戦闘でも、何でもいいんです。


やりたいと思う、行きたいと思う。その気持ちに嘘をついちゃダメ。
自分の素直な気持ち、その一番大切なことから逃げちゃいけないわけです。

日本に帰ってきた時のことは、日本に帰ってから考えればいい。
留学やワーホリ、移住を終わらせてから、考えればいい。

数年後、今勤めてる会社はもう無いかもしれませんよ。

定着している洗脳教育について。

最後に、この記事で一番伝えたいことを書いていきます。

周りと違うことを追求したり、考えが違うと強制的に直させようとします。

皆で渡れば、怖くない。赤信号。
全員死ぬか、全員生きるか。

そもそも、左右確認して危険がなければ
1人で渡っても怖くないです。


学校を卒業して、良い会社に勤め、安定した給料をもらって生きていく。
このシンプルなことに取り憑かれたかのように生きる日本人。


海外に行くことは、遊び、旅行。
会社の出張なら、良い。(笑)
そんな考えを持ってる日本人が本当にまだまだ多い。

まぁもう話にならんな。。。っていつも思います。

こうしなければいけない。(何故なら俺らは日本人だから)
みたいな謎の考えが定着している。

なにより、安定してることが偉いと教えられる。

自立とは?独立とは?立派とは?

アルバイトをして、生計を立てる。
会社に入って、生計を立てる。
働いて、生計を立てる。
何でもいいとは思うけど、

会社の犬でしかない人間に、「ちゃんと自立したほうがいいよ?」
と言われてもマジで説得力が無い。

この国は定年まで働いてくれれば、それでいい国。

それを知ってるか、知らないのかは大きな違い。

誰にでも出来る作業を、毎日繰り返して、(世界ではそれはもうロボットがやってるけど)
安定した給料をもらってるだけで、何を語ってるのか。
そもそもあなた達は、何を成し遂げてきたのか・・・?

仕事の為に人生を注ぐことがそんなに立派なのか?

ちなみに、俺がいつも言ってる、仕事や会社って
自分のやりたいことや、自分の好きなこと。を全て省きます。
安定や、世間体の為だけに働いてる人たちを指しています。

そろそろ何が言いたいかもうぐちゃぐちゃになって来ましたが、
一気にまとめます。

好きなことを仕事にしたり、それで生きていけるようになるまで。
は、適当に働くしか無いと思います。

けど、その姿が評価されるのも世の中です。

でも、俺が考えてることはそこじゃないです。

例)A君の場合
一般家庭に産まれ、サッカー選手になるのが夢
普段は働いていて、空いた時間や、週末練習する。
それを3年繰り返し、やっとプロになれた。

例)B君の場合
一般家庭に産まれ、サッカー選手になるのが夢
サッカー以外に興味が無く、働きたくも無い。
親のスネをかじろうが、使えるものは全て使ってサッカーに明け暮れる。
それを3年繰り返したが、プロにはなれなかった。

この場合、どちらが偉いですか?

俺の意見は、どっちも偉いです。

けど、見方を変えればこうなります。

サッカーに掛けた時間は?

A君の場合
週末がメインの練習、1日12時間練習したとして、土日の合計練習時間は約24時間。

24時間 × 1ヶ月(4週間) × 12ヶ月 × 3年 = 3456時間
サッカーに費やした3年のうち、3456時間しか練習してない。

B君の場合
毎日8時間、練習したとして、1週間の合計練習時間は56時間。

56時間 × 1ヶ月(4週間) × 12ヶ月 × 3年 = 8064時間
サッカーに費やした3年のうち、8064時間も練習している。

この場合、どちらがサッカーが上手いと思いますか?

単純に僕はB君だと思います。
でも、プロにはなれなかった。という定義なので、A君の方が評価されてしまいます。

A君の3年とB君の3年は一緒では無いのに、
プロになったA君は、働きながらサッカー。大変でした・・・。と評価される。

プロになれなかったB君は、A君の2倍以上サッカーに時間を費やしたのに
評価されることなく。

ここで言いたいのは、自分のやりたいことに費やす時間の話。

副業だと思ってやっていれば、それは副業でしかない。という話です。

自分のやりたいことに、全てを捧げることが出来るか、出来ないか。
そんなお話です。

あなたはどっちですか?

海外生活を経て
いま、俺が考えることでした。

人生を舐めててもいい、甘く生きてもいい。
一点集中、ただ突き進むことが大事。周りは気にしないでいい。
迷惑をかけちゃいけないと言うけど、迷惑かけずには成り上がることは難しいと思う。

俺はそんな考えで今も生きてます。
そして、今も俺は
人生が最高にHappy!!!!

とまぁこういう考えにたどり着くまでには
ハワイ留学をきっかけに、オーストラリアに住んだり、旅を沢山したり
地球をぐるっと横断して色んな国に行ったりしました。
色んな人と触れ合い、出会い、生き方がゆっくりと形成されてきました。

だからといって今俺が成功しているわけでも何でもないですがねw
でも、毎日が楽しいです。

何か少しでも皆さんの役に立てればなと思い、この記事を書いてみました!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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