YouTubeからこの記事に辿り着いた人、そして車中泊・日本一周についてお悩み中、ネット検索でこの記事に辿り着いた方々も、こんにちは、こんばんわ。おはようございます!3歳の双子を連れて家族4人で日本一周してきました!タクバヤシです。
キャンピングカーを選ばなかった理由
早速本題ですが、結論から。普通に「高いから」です。
車で旅してみたい!と思って、真っ先に思い浮かぶキャンピングカーですが…相当なキャンプ・旅好きでも無ければキャンピングカーなんて普通は所有していません。時間に余裕があって、駐車スペース・維持費なども確保できていて、頻繁に旅に出るようなアクティブな人間でないと、例え購入したとしても1回・2回使用して手放すことになりがち。
レンタルでも高いのがキャンピングカーで、保険等も考慮すればレンタル料金でも割と現実的な値段を突きつけられがちです。キャンピングカーを完全否定する訳ではないですが、動画でも話している通り、ハイエース以上(トラックレベルの大きいキャンピングカー)となれば、さすがに道を選ばないといけないし、駐車場やコンビニ、ランドリーなど、気軽にすぐ入ることが困難になりがちです。
無論、キャンピングカーが夢な人・1人旅・カップル・お金と時間に余裕がある貴族様には、別の話。w
普段使いしている車を”少し”改造しただけ
キャンピングカーで日本を周るほどお金の余裕は無いけれど、大きい車なら家にある。あった。それが僕が小学生の頃からボロボロになりつつも今現在も尚、高燃費かつハイオクという時代遅れ設計でも元気に地元を走る、日産エルグランドE-51(前期)※上画像は北海道稚内の白い道
両親がぶつけて外装は凹んでいるし、ナビは永遠に使えない。燃費もクソ。でも新しく車を購入したりキャンピングカーをレンタルするよりは、遥かに安い。ってことで、この子と共に日本一周の約4ヶ月間、毎日車中泊生活でした。途中ヘッドライトの電球が切れたぐらいで故障の心配も無く、無事生還しています。さすが世界に誇る日本車!
少しの”改造”とは?
日本一周の為に、どうやって車を作れば良いか?を何日も何日も悩んでいました。
木やパイプなどでDIYも考えましたが、使う材料によっては高くつくし、重量が重くなれば燃費問題に直結。仮にDIYで組み上げたとしても、エルグランドは普段使いしてる車なので、日本一周終わったら作った物がゴミになる。そこまでして日本一周したくねぇ・・・w
で、考えに考え抜いた結果・・・
シート外して、これ置いただけw
ホームセンターでも購入可能、道中でもし何かあっても安心だし、そもそもこんなの何個あっても困らない。強度もバッチリの為大人が上に乗っても大丈夫。(耐荷重80kg) 蓋の開け閉めの度、ロックがあると面倒くさいので実際は取っ払って使用していました。
この800Xというタイプ以外にも、600Xなどサイズ展開があり、車の3列目シートを外してテトリス的に置いてみたらフィットしたのでベッド土台&ストレージはこれで決定しました。
天井スペースの有効活用
ボックスは置いただけとはいえ、天井部分の有効活用には少し工夫しました。
インテリバー2本と取り付けパーツ2個、120×45cmのメッシュパネルを用意して結束バンドで固定。それを車のアシストグリップ(※取っ手みたいな、手で持つところ)に固定しただけ。購入して作り出す前に、必ずアシストグリップの有無を確認した方が良いです。
この自作棚に服やズボンを入れていましたが、メッシュパネルの強度が弱すぎると曲がってくるので、100均で売ってる強度の無いものでは無く、出来る限り頑丈なメッシュパネルを使うことをオススメします。上記アマゾンリンクの「光(Hikari)」のものを実際に使用しましたが、作りは頑丈で壊れることもありませんでした。
ちなみにですが、木の板などを使わずにメッシュを使用した理由は、ハンガーやS字フックを使って色んなものを吊り下げる為です。
それに加えて、天井部分にハンモック収納?も導入しました。
アシストグリップの乱用ですが、これは4点で引っ張っているだけなので重量があるものは収納できません。パジャマや上着、下着などの収納に使えたので最後まで重宝した収納アイテムでした。
が、引っ張る力に繋目が耐えきれなくなり、旅の途中で切れてしまいましたが、結束バンドで応急処置→取り外しにハサミが必要になっただけで旅が終わるまでは無事でした。耐荷重ガン無視だった自分たちのせいですが、軽いものを収納するのにピッタリなので使える人は導入すると便利です。
他の装備品・アイテムは当ブログ「タクバヤシの装備を見る」ページにて紹介しておりますので、気になる方はチェックしてみてください。
車に興味が無くても知っておくべき”3つ”のこと
日本一周じゃなくても、ちょっとした遠出や長時間の運転が予想される場合に覚えておくと良いことを書いておきます。とりあえず以下3つ。
・エンジンオイル
・タイヤ(空気圧)
・クーラント(冷却水)
海外(オーストラリア)に移住中、よくロードトリップに出掛けていましたが、日本よりも過酷な環境下の為、車屋での点検は日常茶飯事でした。
兎にも角にも!!エンジンオイルとタイヤの空気、冷却水がちゃんと入っているか?は、アジア系インスタキラキラ女子であっても自分でキチンと確認できるようにしておきましょう。※ちなみに僕はこの3つを怠ってしまい、1ヶ月で世界のTOYOTA車を廃車にしています。
旅のスタイルにも寄るけど、
完璧に車を仕上げて、快適な車中泊ライフをおくるのも良し、ローコストで少しの不便を楽しむのも良し、ホテル泊で体力管理して毎日を全力で遊ぶのも良しだと思います。僕らは「とにかく日本を一周する」ことが目的だったので、4ヶ月の車中泊生活、本当にいろいろありましたが目的は果たせました。
YouTubeチャンネルにて日本一周の全貌を公開中です。興味がありましたら遊びに来てみてくださいwということで最後まで読んでいただき、ありがとうございました!